革新的なコンセプトによる新世代ジャガーXFを発売開始
  2008年4月10日
スポーツカーのスタイルと性能、ラグジュアリーサルーンの洗練性を融合させたジャガー新時代の幕開けを告げるモデル - 5月16日(金より全国一斉発売 -

ジャガー&ランドローバージャパンは、革新的な製品コンセプトに基づいて開発された新世代ジャガーXFを、5月16日(金)より全国のジャガー正規販売店を通じて一斉に発売を開始します。

ジャガーXFは、サルーンという枠を超えたクーペのラインを持つ革新的なデザインを採用したミディアムサイズスポーツサルーンです。 特にデザイン上のスポーティーさと躍動感はXKの “Beautiful Fast Cars” コンセプトを継承した流麗な4ドアスポーツカーのシルエットを形成しており、空力性能(Cd値0.29)にも優れながら、大人5名がゆったり寛げる乗員スペースとクラストップレベルのラゲッジスペース(500?)を確保した効率的なパッケージングを実現しました。まさにスポーツカーのスタイル、ラグジュアリーサルーンとしての洗練性、居住性、品格と融合させた、ジャガー新時代の幕開けを告げるモデルです。

インテリアもエクステリア同様にジャガーの新しいデザインの方向性を示すもので、レザーやウッドなどの伝統的な素材・クラフトマンシップを生かしながらも、アルミニウム素材を効果的に組み合わせることにより、コンテンポラリーでスポーティーなインテリア空間を実現しました。 業界初で新設計のJaguarDriveセレクターTM(ダイヤル式シフトセレクター)の採用により、ギアチェンジの操作性を向上しシンプルでクリーンなセンターコンソールデザインを実現。また、フォスファーブルーの光輪イルミネーションをインストルメンツ イルミネーションやオーバーヘッドコンソールライトなどのムードランプなどに用いて、センス溢れる空間を演出。ウッドパネルも伝統的なバーウォールナットをはじめ、サテンアメリカンウォールナット、コンテンポラリーな雰囲気を強調したリッチオークなどが新たに用意され、1960年代のマークII以降のモデルでは、最も大きな面積のウッドパネルを用いています。また、XFでは全モデルがレザーシートを標準装備しています。

日本に導入されるジャガーXFは、V6 3.0リッター、V8 4.2リッター、V8 4.2リッタースーパーチャージドの3タイプのパワーユニットからなり、全てステアリングホイールに装着されたパドルによるギアチェンジ(ジャガーシーケンシャルシフトTM)が可能で、素早いシフティングタイムで定評ある6速オートマチックトランスミッションを搭載しています。V8エンジン搭載モデルは、エキゾーストユニットのチューニングによりクルージング時には静粛性を保ち、急加速時にスポーツカーらしいサウンドを演出しています。

高炭素鋼とボロンスチール、ロワーシルにはDP600二相鋼などの最先端鋼材を用いたモノコックボディはクラス最高の捩れ剛性を発揮し、高い安全性とドライビングダイナミクスを実現しています。これらの最先端鋼材によりスリムな設計によるAピラーとBピラーは高い強度を確保しながら、優れた視認性や乗降性を実現しています。また、コンパートメントは乗員セルを囲むリングを形成し乗員保護への安全性を高めています。 

サスペンションはXKに搭載されていたユニットを更に進化させています。軽量アルミニウムコンポーネントによる不等長ダブルウイッシュボーン式フロントサスペンションとマルチリンク式リアサスペンションは共にサブフレームにマウントされ直進安定性とアンチダイブ特性を向上し、路面からの騒音と振動を大幅に低減、また剛性の高いボディシェルやスムーズなパワートレイン、入念な遮音対策によりクラストップレベルのNVH性能を実現しています。

XFにはエンジンマネージメントとブレーキシステムへの介入によって、前輪のグリップを回復させるアンダーステアコントロールロジックを初採用しています。またXKに類似した2段階のDSC(ダイナミックスタビリティコントロール)によって様々な路面環境での走行安定性を高めました。 SV8には自動シフトアップをキャンセルできるダイナミックモードを備えており、経験豊富なドライバーがXFのパフォーマンスをフルに引き出す機能も備えています。また、ドライバーが素早くスロットルペダルを戻す操作をするとブレーキがかけられるのを見越してブレーキシステムの油圧を高め、ブレーキのレスポンスと制動距離を短縮するブレーキプレフィル機能も新たに加わりました。

XFにはこれらの最新テクノロジーに加え、喜びと驚きをもたらす新機能であるスタートアップシークエンスも盛り込まれています。XFに乗り込むとスタートボタンが心臓の鼓動のように赤く点滅し、スタートボタンを押してエンジンをかけると鋳造アロイ製JaguarDriveセレクターTMがせり上がり、ダッシュボードのエアベントが回転して開きます。また、整然としたインテリアデザインとシンプルな操作性を実現したJaguarSenseも新たに加わりました。これはグローブボックスのオープンやオーバーヘッドコンソールライトの操作などセンサー式ボタンに軽く触れるか指先をボタンに近づけるだけで動作する接近センサー機能です。

歩行者保護の観点では、XFはXKで初採用された歩行者接触感知システム(ディプロイアブル ボンネットシステム)を第2世代に進化させたシステムを装備し、歩行者への負傷を軽減しながら低いボンネットラインによる美しいサイドビューを実現しました。
また、ドライバー支援機能として全モデルにリバースパーキングコントロールを装着し、新たにリアカメラパーキングエイドを装着(3.0/4.2プレミアムラグジュアリー及びSV8モデル)しました。 これはリバースギアを選択するとタッチスクリーンモニターにカラーで後方視界が映し出されるシステムです。

オーディオは3つのグレードからなり最上位モデルはXF専用に開発されたオーディオ・エンターテインメント機器の専門メーカーとして名高いBowers & Wilkins社製 440Wプレミアムサラウンド サウンドシステムを設定。ドルビープロロジックII 7.1チャンネル サラウンドシステム、ケブラーコーンの大型スピーカー、アルミニウムドームのツイーター(合計14スピーカー)などにより力強く鮮やかなレスポンスを高め歪を大幅に低減し高周波域の再生品質を高めています。また全モデルにiPod/MP3プレーヤー用のインターフェイスを備え、タッチスクリーンモニターでプレーヤーを直接にコントロールする事が可能です。

このようにジャガーXFは、ジャガーとしての伝統的なモチーフを残しつつも英国的コンテンポラリーの最先端となるデザインを切り開き、全く新しいコンセプトによって開発されたミディアムサルーンです。 また、業界をリードする多彩な革新的機能によって顧客に「驚きと喜び」を提供し、全く新しい「ジャガー体験」を具現したモデルです。
日本への導入モデルは、3.0Luxury(ラグジュアリー)、3.0及び4.2 Premium Luxury(プレミアム ラグジュアリー)とSV8 (エスブイエイト)の合計4モデルです。


ジャガー XF ラインナップ 及び メーカー希望小売価格(消費税込み)
※保険料、消費税を除く税金、登録に伴う費用、付属品、リサイクル料金は含みません。

・3.0 Luxury        [右ハンドル]     ¥6,500,000
・3.0 Premium Luxury [右/左ハンドル]   ¥7,600,000
・4.2 Premium Luxury [右/左ハンドル]   ¥8,700,000
・SV8            [右/左ハンドル]   ¥9,950,000


●ジャガーXFは2007年10月24日に販売予定価格を発表し、既に先行予約を開始しております。



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